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2023.12.25

スタッフブログVol.78 訪問介護ステーションダレタメ

突然ですが、みなさん「孫子の兵法」って知ってますか?

「実用的な思考術」な本として紹介されています。

私、ある時ある出来事により、とても悩んだ時期がありました。

けっして間違っていないと思った行動に非難を浴びました。今考えても間違っていないと思っています。が、自分の考えはもしかしたら狭義的になっているのかもしれない、そしてどうしたら相手と同じ土俵できちんと話し合えるのか考えている時にこの「孫子の兵法」のDVDを観ました。

「孫子の兵法」は中国の思想家「孫氏」が書きました。

2500年も前なのに、今日の日常生活で使える内容がたくさんあります。

兵法書と言えば必勝法が書いてあると思いがちです。私もそう思っていました。が本来は必勝法ではなく、「戦いに負けずに生き残っていく方法」でした。

「孫子の兵法」は」13章の構成になっています。

大きく分けると「戦略的なパート(1~7章)」と「戦術的なパート(8~13章)」。

私が感動した名言をいくつか紹介させていただきます。

・「百戦百勝は、善の善なるものに非ず」(ひゃくせんひゃくしょうは、ぜんのぜんなるものにあらず)

「百回戦って百回勝つのが最善ではない。戦わずして勝つのが最善である」と言う意味。

・「戦いは、正を以って合し、奇を以って勝つ」(たたかいは、せいをもってごうし、きをもってかつ)

 「戦いとは、正攻法を用いて敵と対峙し、奇策を巡らせて勝つものである」と言う意味。

・「囲師には必ず闕く」(いしにはかならずかく)

「敵は完全に包囲せず、少しだけ逃げ道を開けておき、窮地に追い込まれた敵軍を攻撃し続けてはならない」という意味。

わかっていてもついついやり過ぎてしまう自分がいます。

現代社会においても大切な考え方だと思います

孫子の兵法は、孫正義、ビル・ゲイツなどの愛読書だそうです。

日本では主にビジネス書として語られ、アメリカや中国では今も軍事、軍略の書として研究の対象とされているそうです。昨今は平和のために活用して欲しいなと切に思います。