2026.10.15
人生が圧倒的に楽になる!アドラー心理学の「3つの柱」とは?
こんにちは、ダレタメ代表の中島です!
今回は、先日実施した社内研修会の内容を、皆さんにお届けしたいと思います。
第1回のテーマは「アドラー心理学の教え」でした。
日常生活や職場で、「なぜかイライラしてしまう」「人間関係に疲れてしまったな……」と感じる瞬間はありませんか? アドラー心理学では、「人生を複雑にしているのは自分自身であり、考え方ひとつで今日から世界は変わる」と考えます。
私自身、この考え方に触れて非常に気持ちが楽になった経験があります。今回の研修で伝えた、生きやすさを手に入れるための「3つの柱」と実践的な視点を、ブログをご覧の皆さんにもシェアしたいと思います。

柱1:原因論ではなく「目的論」〜過去に縛られず、これからを決める〜
私たちはよく「過去に〇〇があったから、今こうなんだ」と考えがちです。これを「原因論」と呼びます。しかし、アドラー心理学では「目的論」の立場をとります。
- ・原因論: 過去の理由を探す(「昔トラウマがあったから外に出られない」)
- ・目的論: 今の目的から行動や感情を作り出す(「人と関わって傷つかないために、外に出ないという目的を果たしている」)
一見すると辛い感情や怒り、体調不良でさえも、実は「自分の目的を達成するための道具」として作り出している場合があります。例えば、感情的に怒鳴る人は「怒りを抑えられなかった」のではなく、「相手を屈服させたい」という目的のために怒りという感情を利用しているのです。
重要なのは「なぜそうなったか」という過去ではなく、「何のためにそうしているか」「これからどうするか」という未来の目的へ視点を変えることです。

柱2:「課題の分離」〜自分と他者の境界線を引く〜
アドラー心理学では、「すべての悩みは対人関係の悩みである」と断言します。その解決策が「課題の分離」です。
人間関係がこじれる原因は、他者の課題に土足で踏み込んでしまう(介入する)ことにあります。
課題を見分ける公式
「その選択の結果を、最終的に引き受けるのは誰か?」
例えば、「勉強しない子ども」に対して親が「勉強しなさい!」と怒るのは他者の課題への介入です。勉強しない結果を引き受けるのは子ども自身だからです。親ができるのは「水辺まで案内すること(支援)」であり、「水を飲むかどうかの選択」は相手の課題です。
同様に、「自分がどう行動するか」は自分の課題であり、「それを見て相手がどう思うか・嫌うか」は他者の課題です。相手の感情はコントロールできないため、気にする必要はありません。
職場での応用:不機嫌な人や「私だけ頑張ってる」への向き合い方
職場によくある悩みにも「課題の分離」が有効です。
- ・不機嫌な人がいるとき: 不機嫌は「態度で人を動かそうとする支配」です。「相手の機嫌」は相手自身の課題であり、あなたが背負う必要はありません。冷たく突き放すのではなく、「誠実に伝える / 距離を取る / 自分の仕事を守る」という健全な境界線を引きましょう。・
- ・「自分だけ頑張っている」と感じるとき: 「不公平を正したい」という自分の目的に気づき、感情と責任を整理しましょう。大切なのは「正しさ」を守ることではなく、あなたの心を守ることです。

柱3:承認欲求ではなく「他者貢献」〜自由への鍵を手に入れる〜
「誰かに認められたい、褒められたい」という承認欲求は自然なものですが、承認を求めすぎると「他人の期待を満たすための人生」を歩むことになり、自由を失ってしまいます。
アドラー心理学では、承認欲求を捨て「他者貢献」を持つことを勧めます。
- ・承認欲求の行動: ゴミ捨てをしたのに「お礼がない」とイライラする(他者軸)
- ・他者貢献の行動: 職場が綺麗になって「自分は良いことをした」と自己満足する(自分軸)
他者貢献とは、見返りや感謝を求めることではありません。「自分は誰かの役に立っている」という自分自身の貢献感(主観)を得られれば、それだけで完結するのです。
- ・目的論: 過去に縛られず、今から変わる
- ・課題の分離: 自分と他人の荷物を分ける
- ・他者貢献: 見返りを求めず、貢献感で満たされる
最初は「冷たすぎるのではないか」「そんなの難しい」と感じるかもしれません。しかし、まずは知識として知っておくだけで十分です。心がざわついたときに「これは誰の課題だろう?」と問いかけてみてください。
過去の影を追わず、未来の幻を恐れず、「今、ここ」を真剣に生きること。
自分らしく生きるため「嫌われる勇気」を持てるようになれば、明日からの毎日が少しずつ楽になるかも知れません!
