2025.12.31
年末のご挨拶
早いもので、今年も残りわずかとなりました。関係各所の皆様には、本年も大変お世話になり、心より感謝申し上げます。
2025年は、まさに「激動」という言葉がぴったりの一年でした。1月に起きた埼玉県八潮市の道路陥没事故から始まり、コメ価格の高騰、クマ被害の深刻化など、日常を脅かす出来事が次々と起こりました。政治の世界でも、参院選での自公過半数割れ、石破首相の退陣、そして高市早苗氏による初の女性首相誕生と、歴史が大きく動いた一年となりました。
海外に目を向けても激しい変化の連続でした。トランプ大統領が復帰し、日本への関税は一時25%という厳しい数字が提示されましたが、半年にわたる交渉の末、15%で落ち着きました。その裏では石破首相が1兆ドルという巨額の投資を約束するなど、日米関係は緊張感の中で新しいステージへと進んでいきました。さらに米中の貿易摩擦はアジア全体を巻き込み、日本企業も難しい経営判断を迫られました。大国の狭間で、私たちに何ができるのか、考えさせられる日々でした。
弊社においては「進化と深化」の年となりました。昨年スタートしたアミューズメント型デイサービスは2年目を迎え、利用者様やご家族様から「ここに来るのが楽しみ」という嬉しいお言葉を数多くいただけるようになりました。既存事業所でも地域の声に耳を傾け、サービスの質を高めることに全力で取り組んでまいりました。一方で、苦渋の決断として休止を決めなければならない事業所もありました。しかし、この決断が組織全体の成長につながり、結果的により良い未来への道筋を描けたと実感しています。スタッフ一人ひとりが「ダレかのタメに」という想いを胸に、日々成長しています。介護のニーズは多様化していますが、私たちの原点である「自分らしく」を忘れることなく、地域の皆様とともに歩んでまいりました。
来年もこの想いをぶれることなく大切にし、ダレタメ全事業所のサービス向上に努めて参ります。変わらぬご支援のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
どうぞ良いお年をお迎えください。
株式会社ダレタメ 代表取締役 中島拓紀
