2026.11.6
知らないと損する!「お金の授業」
皆さん、こんにちは!株式会社ダレタメ代表の中島です。
先日、第7回目となる社内研修会を開催しました。
今回のテーマは「知らないと損する、お金の授業」です!
「なぜ今、会社でお金の話をするのか?」と思う方もいるかもしれません。
実は、世の中の公的制度や手当の多くは「知っていて、自分から申請した人」しか受け取れない仕組みになっています。さらに、お金のルールや税制は毎年アップデートされています。
大切な社員の皆さんが知識不足で損をしないよう、そして自分や家族の生活をしっかり守れるよう、今回は給与明細の見方から最新の税制・社会保険、資産運用、年金までをギュッと凝縮してお伝えしました!
【第1章:給与明細の秘密〜なぜ額面と手取りは違うのか?〜】

【手取りは額面の約75〜80%】
例えば月給30万円の場合、振込額は約23万円になります。差額の約7万円は「税金」と「社会保険料」として控除されているからです。
【引かれているお金の内訳】
- 税金(2種):所得税(国へ)、住民税(自治体へ)
- 社会保険料(5種):健康・介護・厚生年金・雇用・子ども子育て支援金
【実は会社も半分以上負担】
皆さんの給与から約15%の社会保険料が引かれていますが、会社も同額(あるいはそれ以上)を負担しています。皆さんの「万が一」を労使双方で支える大切な仕組みなのです。

【第2章:税金と社会保険の仕組み〜「年収の壁」と最新ルール〜】

【住民税は「1年遅れ」で請求される】
所得税は「今年の所得」にかかりますが、住民税は「前年の所得」に対して翌年6月から引かれます。退職・転職後に慌てないよう覚えておきましょう。
【4〜6月の残業に注意?】
社会保険料を決める「標準報酬月額」は4〜6月の給料平均で決まります。この時期に残業が多いと、翌1年間の保険料が高くなる仕組みです。
【「年収の壁」の最新動向 】
- 130万円の壁:2026年4月から「実際の見込み収入」ではなく「労働契約内容ベース」での判断に変わりました。
- 106万円の壁:2026年10月に賃金要件(月8.8万円)が撤廃され、企業規模の要件も今後段階的に広がっていきます。

【第3章:知って得する公的制度〜困った時に使える保障〜】

ピンチの時に自分を助けてくれる制度を知っておくことが重要です。
- 【1.傷病手当金(健康保険)】
- 業務外の病気やケガで休んだ際、給与の約2/3が最長1年6か月支給されます。
- 【2.高額療養費(健康保険)】
- 医療費が高額になっても、1か月の自己負担額には上限があります。
- 【3.出産・育児の給付】
- 出産育児一時金(原則50万円)や、手取り実質10割相当がカバーされる育児休業給付などがあります。
- 【4.介護・失業の給付(雇用保険)】
- 介護休業給付(賃金の67%)や、自己都合退職時の失業給付(給付制限が2か月→1か月に短縮)も整備されています。
- 【労災保険】
- 仕事中や通勤中のケガは全額会社負担の労災で補償されます。


【第4章:物価・貯金・借金の知識〜インフレ時代を生き抜く〜】

【金利と借金の怖さ】
金利は「お金のレンタル料」です。リボ払いやローンなどの年利を意識し、安易な借入は避けましょう。
【「預金だけ」ではお金が減る時代】
毎年2%の物価上昇(インフレ)が続くと、100万円の価値は20年後に実質約67万円まで目減りします。
【NISAとiDeCoの活用】
- NISA:運用益(通常約20%)が非課税になり、いつでも引き出し可能。
- iDeCo:掛金が全額所得控除になる節税メリットが大きい反面、原則60歳まで引き出せない老後特化型。
【第5章:老後と年金のリアル〜知ることで不安を解消する〜】

【年金は「3階建て」】
日本の年金は「1階:国民年金」「2階:厚生年金」「3階:私的年金」の3階建てで構成されていますが、会社員の皆さんは「1階:国民年金」と「2階:厚生年金」に自動的に入っています。厚生年金は「給与額×加入期間」で将来の支給額が決まります。
【老後だけじゃない「万が一」の保障】
年金は老後だけでなく、障害が残った時の「障害年金」や、万が一の際の「遺族年金」の役割も持っています。
【まずは自分の記録を見てみよう】
毎年届く「ねんきん定期便」や「ねんきんネット」で自分の見込額を確認することから始めましょう。

【第6章:おさらい!お金の常識クイズ】

研修の最後には、盛り上がった2択クイズ大会を行いました!皆さんも考えてみてください。

【最後に】:お金の知識は「自分と大切な人を守る武器」
お金について学ぶことは、決して卑しいことでも難しすぎるものでもありません。自分の人生や家族の暮らしを守るための大切な知識です。 まずは今月の給与明細をじっくり見てみることや、「ねんきん定期便」を開いてみることなど、小さな一歩から始めてみてください! ダレタメでは、今後も社員の皆さんが安心して挑戦し、豊かな人生を送れるような研修企画を続けていきます。お疲れ様でした!
